いま、SIer出身のSEの方の転職先として、リクルートテクノロジーズが人気を集めています。
ひとことでリクルートテクノロジーズがどんな会社なのかというと、
『リクルートグループ各社に対して、社内のIT部門的な立ち位置から、横断的に関わる会社』です。
実は、リクルートテクノロジーズに私経由ですでに31名がご入社されています。
この入社実績人数は、大手紹介会社を除くとNo.1の実績です。
これまで、たくさんの方の転職をご支援し、リクルートテクノロジーズの社員の方にもインタビューを重ねてきました。
その経験から、リクルートテクノロジーズがどんな会社なのか、を詳しくお伝えいたします。
リクルートテクノロジーズって、何をしている会社なの?
リクルートテクノロジーズの事業内容を確認してみましょう。
リクルートテクノロジーズのホームページには事業内容が、下記のように記載されています。
『リクルートグループのビジネスにおけるIT・ネットマーケティングテクノロジーの 開発・提供』
でも、これだけだと良くわかりませんよね。
いい方を変えると、
『リクルートテクノロジーズは、リクルートグループ各社※に対して、社内のIT部門的な立ち位置から、横断的に関わる会社』
ということになります。
※各社とは主に下記の会社のことをいいます。
・リクルートキャリア(正社員募集領域)
・リクルートジョブズ(アルバイト・パート系人材募集領域)
・リクルート住まいカンパニー(住宅領域)
・リクルートマーケティングパートナーズ(結婚・進学・自動車等領域)
・リクルートライフスタイル(日常消費領域)
・リクルートジョブズ(アルバイト・パート領域)
・リクルートホールディングス(リクルートグループのHD会社)
・リクルートアドミニストレーション(リクルートグループの管理会計会社)
一般的には単に事業会社系のシステム会社として認知されているかもしれません。
しかし、リクルートテクノロジーズでは、リクルートグループ各社が展開する様々な事業の企画、開発に、横断的に関わることができるのです。
いわば、
●様々な企業のIT企画に上流工程から関わることができるITコンサルティングファームと、
●自ら主体性をもってサービス構築に携わる事業会社のIT企画部門、
これらの要素をあわせ持つという点で、他には例のない特徴を持った会社なのです。
リクルートテクノロジーズってSIerなの?
もしかすると、リクルートテクノロジーズは、
「リクルートの各事業会社からシステム開発の依頼を請け負う、リクルートグループ向けのSIerなのか?」
という疑問がわくかもしれません。
実際、私が転職希望者の方と面談をすると、こういった質問を受けることがあります。
端的にいうと、リクルートテクノロジーズは「SIer」ではないのです。
リクルートグループ各社が新規事業をスケールさせる場合、
リクルートテクノロジーズのプロジェクトマネージャーは、それぞれの事業会社の事業責任者と協議を行います。
例えば
・本当にこのサービスをスケールさせていく必要があるのか、
・主力事業となる見込みがあるのか、
・どういったサービス設計にすれば市場で評価されるのか、
といったところまで協議をするようです。
つまり、一般的なSIerでは関わることが無い、事業会社の「意思決定」のレベルにまで踏み込んだ判断を求められているということです。
単に事業会社の依頼に応えてシステムを構築するSIerの立場とは明らかに異なりますよね。
ですから、SIerではなく、事業会社のIT部門という認識でよろしいかと思います。
リクルートテクノロジーズ…入社ハードルは高い?
リクルートテクノロジーズがどんなことをやっている会社なのか、お分かりいただけましたか?
もしあなたが、SIerのSE、PMの方でしたら、1度はリクルートテクノロジーズも転職先の候補として検討していただきたいと思います。
人材紹介のエージェントとしても、自信をもっておすすめできる優良企業の1つです。
ただし、採用ハードルはとても高いです。
入社するためには、面接対策などをしっかりする必要があります。
ですから、リクルートテクノロジーズへの転職サポートの実績が豊富で、面談対策も手厚い転職エージェントに相談してから、応募することをおすすめいします。
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