リクルートテクノロジーズは、リクルートグループのIT部門という立ち位置で、リクルートグループのシステム開発を担っている会社です。
SIer出身の方にフィットするポジションはいくつかありますが、その中で、人気の高い、”IT企画・サービスディレクション” というポジションの職務内容と、入社後のキャリアパスについて紹介します。
リクルートテクノロジーズはリクルートグループの全ての事業会社に対し、横断的に関わりながらシステム企画開発を行っています。その中でIT企画・サービスディレクションでは、特定の事業会社に一定期間、張り付いて、事業会社と共に働いていることが大きな特徴です。
「IT企画・サービスディレクション」は具体的に、何をやるのか?
業務概要
リクルートグループのサービスにおける企画・開発からリリース後のサービス改善までのディレクションを担います。ユーザー、ビジネス、マーケットに精通し、システムをプランニングすることでサービスの成長を推進します。たとえば「リクナビ」など社会的な大きな影響を持つサービスの進化に貢献したり、結婚や進学など人生のライフイベントに関わるサービスをITにより具現化する仕事です。
業務詳細
担当Webサービスのリニューアルや新商品・新機能リリース、新サービスのリリース等における、システム企画から開発のディレクションまでを一貫して担います。
事業の企画者と同じロケーションに席を置くなど、密に情報共有をすることで
ユーザー、ビジネス、マーケットに精通し、サービス視点でのシステム企画を立案推進いただきます。開発規模は数千万から数億程度で、開発フェーズにおいては十数人から百人超のエンジニア体制をディレクション頂きます。
*リクルートテクノロジーズ求人情報から引用
役割は多岐にわたり、担当者のスキルと経験と志向性に合わせて様々なミッションを担うことができます。
事業会社のCTOと共にITロードマップの策定に関わることもあれば、新規事業のビジネス企画フェーズから関わることもありますし、サービス開発PMとして開発をリードすることもあります。
ただし、事業会社のメンバーとともに仕事を進めていくので、同じレベルの業務知識が求められるという難しさもあります。
「IT企画・サービスディレクション」ではどんなキャリアパスがあるのか?
そして、IT企画・サービスディレクションを経験した後には、多様なキャリアパスが用意されています。
なぜなら、役割が多岐にわたるので、個々人の志向に合わせた経験を積むことができるからです。
具体的には、
- ビジネス検討フェーズからサービスを企画する「サービス戦略推進」、
- リクルートグループの大規模なシステム開発をリードするプロジェクトマネージャー
- リクルートグループのアプリ設計を担うアプリケーションアーキテクト
- ソースコードを書きたいのであれば、リクルートグループのプロダクト開発を担う、スクラム開発内製エンジニア
といったキャリアパスがあります。
「IT企画・サービスディレクション」への転職事例
もしかすると、リクルートテクノロジーズはWEB会社出身の人ではないと転職は難しいと考えている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
SIer出身の方も転職し、活躍しています。特に、SIerでWEB系サービスの開発に携わった経験があるとフィットします。
ですが、WEB系サービスに関わっていない場合でも、上流フェーズからクライアントのニーズを探りシステム開発につなげる、自発的に考え提案し新しい施策を実現させた、等の経験があれば内定の可能性は十分あります。
実際、某大手保険会社のシステム子会社のSEの方が内定を獲得しています。その方は、システム開発時に自分で考えた新しい開発手法を提案し、従来の開発と比べて大幅な納期短縮を実現するなど、自ら考え工夫する姿勢を高く評価されています。年収も200万以上上がりました!
最後に
リクルートテクノロジーズのIT企画・サービスディレクションやプロジェクトマネジメントのポジションには、SIer出身の方が、弊社経由で多数、転職しています。
実際の転職事例など、詳細について説明させていただきますので、少しでも気になった方はご相談ください。
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