求人企業は多くの人材紹介会社に候補者の紹介を依頼しています。
多いところであれば、約100社近くの人材紹介会社にお願いしている求人企業もあります。
候補者によっては、どの人材紹介会社経由で選考を受けても、選考結果に変わりはないと思っている方が多いです。
実は、どの人材紹介会社経由で受けるかによって合否は変わります。優良な人材紹介会社経由で選考を受けないと、自己応募で受けることとあまり変わりません。求人企業も優良な人材紹介会社のみに重要な情報を共有したり、さらに他の人材紹介会社よりも高い人材紹介手数料を支払い差別化しています。
求人企業と人材紹介会社の関係性について
求人企業は候補者が入社したとき、オファー年収の30~35%を成功報酬手数料として人材紹介会社に支払っています。
成功報酬なので、求人企業は候補者が入社するまで料金が一切かかりません。
求人企業は優秀な方を採用するために複数の人材紹介会社へお願いしています。
その中でも多数の紹介実績があり関係性の築けている人材紹介会社のみに、有益な情報の共有だけでなく、高い人材紹介手数料を払っています。また成功報酬ではなく、リテイナーフィーを支払っていることもあります。
求人企業は優良な人材紹介会社には高い紹介手数料を払っている
基本的に、求人企業が人材紹介会社へ支払う紹介手数料は、候補者のオファー年収の30~35%です。
ただし、優良な人材紹介会社には、50%以上支払うこともあります。高い人材紹介手数料を支払っているのは、それだけその人材紹介会社を信頼しているからです。
求人企業から高い人材紹介手数料を貰っているのは、多くの人材紹介者会社がある中でもごく一部で、全体の1%未満でしょう。
大手企業であれば、採用強化期間に一時的に手数料を引き上げることはありますが、通年で高い手数料を貰えることは珍しいです。
どことは言えませんが、当社も紹介実績のある求人企業から高い手数料を貰っている人材紹介会社になります。
スカウトメールで「コンフィデンシャル案件」と記載しているものは99%嘘
候補者が転職サイトに登録すると、数多くのスカウトメールが届くと思います。
その中に、「当社独占のコンフィデンシャル案件!!」などと謳っている文面を見ることはありませんか?
こういった文面は99%嘘をついていると言っても過言ではありません。
候補者からの目を引くために使っている文面で、「コンフィデンシャル案件」と謳っていても、実際には多くの人材紹介会社に公開されていることがほとんどです。
冒頭でも述べましたが、求人企業のほとんどが複数の人材紹介会社に依頼をしているため、必然的にコンフィデンシャルになることはありません。さらに「独占案件」となっているものにも注意してください。
「独占」という言葉を使っていることで、求人企業の案件を独占できるほど優良な人材紹介会社という印象を受けるかと思いますが、実際は人気のない案件である可能性のほうが高いです。
優良な人材紹介会社は求人企業の人事並みの情報を持っている
求人企業にとって優良な人材紹介会社は、候補者にとっても優良と言えます。
紹介実績に基づいて候補者へアドバイスすることができるため、内定獲得の可能性をぐっと上げることが可能です。
具体的なことで言いますと、採用ハードルの高いリクルートテクノロジーズの私経由での内定率は約10%です。
この内定率は全人材紹介会社の中でもNo.1です。
当社以外の人材紹介会社の内定率は約2%となっています。
私が紹介する求人企業について、人事並みに情報を持っているため、どういった方が受かるかハッキリ伝えることができます。
ただ闇雲に求人企業の選考を受けさせることはしません。リクルートグループ以外にも、大手事業会社からコンサルティングファームまで私経由での内定率は他の企業に比べて圧倒的に高いです。
年収交渉も人材紹介会社が行っている
内定後の話になりますが、求人企業へのオファー年収の交渉も人材紹介会社が行っており、交渉によって最初の提示より高くなることがあります。こういった交渉についても、優良な人材紹介会社のみができることです。
優良な人材紹介会社であれば、求人企業の人事と関係性を築けているため、「実は他社の〇〇会社さんから年収●●万円提示されていまして・・・」と交渉ができてしまうのです。
逆に、求人企業の人事から「いくら出したら、候補者さんはウチにきてくれるの?」と相談されることも多いです。
最初のオファー年収から150万円アップというのは難しいですが、50~100万円程度でしたら人材紹介会社の交渉次第で、アップするケースはあります。
数多くの人材紹介会社があっても10年以上続いている企業は3%未満
人材業界に限らず、一般的に起業して10年以上続く企業は全体の約5%と言われております。
中でも人材紹介会社は他の事業に比べて起業しやすく、現在ではレンタルオフィスを事務所にしている方も多いです。
毎年のように人材紹介会社は増えて、現在の事業所数は2万を超えています。
起業しやすいため、事業が上手くいかず、すぐに撤退する企業も多く、10年以上続く人材紹介会社は全体の3%にも届きません。
それだけ人材業界の世界はシビアで、優良な人材紹介会社のみが生き残るようになっているのです。
当社は設立から10年以上経ち、私は16年以上、IT・コンサル業界に特化して人材紹介を行ってきました。
紹介する求人企業とのパイプには絶対の自信を持っています。
もし、IT・コンサル業界に転職をお考えの方は、相談ベースでも構いませんので、連絡ください。
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