リクルートグループは複数社にエントリーできる
株式会社リクルートは2012年10月に11社に分社化しました。
中途採用に関しては11社各社がそれぞれ別々に採用を行っています。
リクルートグループに興味がある方は、併願してグループ各社を受けることが可能です。
面接結果はグループ間では共有されていませんので先に受けた会社の面接で失敗してしまった方にも挽回のチャンスがあります。
私が転職支援をさせていただく方は併願して複数社以上受ける方が多いですが、
併願したリクルートグループ全てから内定が出る方は非常に少ないです。
その理由は、グループ各社が求めるスキルや経験値が多少異なるためです。
また、転職希望者の志向性によっても同じグループ間で内定が出る会社と出ない会社があります。
ただし、求める人物像などはリクルートグループ各社で共通しています。
いくら学歴や経歴が良くても、下記に該当しない方は一次面接で落ちてしまいます。
リクルートグループが求める人物
「6つのスタンス・4つのスタンス」です。
その中でも一番大事なのが4つのスタンスの中の「圧倒的な当事者意識」です。
社内でATI(圧倒的のA、当事者のT、意識のI)と略して呼ぶようです。
特にある一定の年齢を超えると上記全てを完全に満たしている方でないと内定になることはほとんどありません。
20代の若い方であれば、多少不足する部分があっても内定が出ることはあります。
リクルートグループに転職するのであれば、できるだけ早いタイミングに受けることをお勧めします。
リクルートグループのSPI
リクルートグループの選考ではSPIという適性試験を実施しており、
事前にご本人の了承を得たうえで、このSPIの試験結果をグループ各社間の採用で共有する場合があります。
ただ、実際は試験結果を共有している会社とそうではない会社があるので、
どの会社とどの会社がテスト結果を共有しているかどうかについては、
私が転職支援している方にはもちろんお伝えしています。
リクルートグループに併願してエントリーする方は、
SPIの試験対策をしっかりされてから受験されることをお勧めします。
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